投資初心者はどうやってiDeCoの金融機関を選んだの?
40代からiDeCoを始めるのは遅いかな?
40代投資初心者だけどSBI証券でiDeCoを始めて節税したい!
こんにちは、超投資初心者のハタワミです。
こんにちわ~!
おはなぼうです~!
40代の私は、ようやく、ようやく、iDeCoをはじめました。
投資知識ゼロなので、わからないこともいっぱいで、調べてから始めるまですごく時間がかかりました・・・
iDeCoは1人につき1つの金融機関しか開設できません。また、1度開設すると、簡単ににはほかの金融機関に変更ができず、手続きには1.5~3か月かかっちゃうそうです。
そのため、金融機関選びにすごく時間がかかりました。
金融機関を選ぶポイントは?と調べると
- 商品のラインナップ
- 手数料
- サービスの充実
この3つが挙げられています。
でもね、私みたいな投資初心者が商品の特徴を見比べるなんて無理・・・ちんぷんかんぷんです。
結局SBIを選んだ理由は
- 大手
- 多くの人が利用している安心感
いや、そんなもんでしょ。
iDeCoが広まり始めて主婦でも加入できるようになった頃、私は、産後・育児・復職というライフイベントで、新しいことを始める余力がありませんでした。
そして40代の今。気力も体力も満ちている。
やるなら今でしょ!
40代からiDeCoを始めることについては
- 節税効果がある
- 家計を見直すきっかけになる
- 運用期間が短くなる
- 口座開設まで時間がかかるからやるなら早めに!
こんな感じでメリットデメリットはあるけれど、決して遅くないようです。
投資初心者の思考ですので、ツッコミどころは満載かもしれません。
でも今見えている視野の狭い世界が、数年後違う世界になっていることでしょう。
消去法でiDeCoの金融機関を決める
一般的に言われている、iDeCoを始める金融機関を選ぶポイントは、優先順に
- 商品のラインナップ
- 手数料
- サービスの充実
この3つです。
でも、投資初心者は商品のことがよくわかりません・・・。
そのため、投資初心者の私は消去法です。
- 手数料
- 商品のラインナップ
- サービスの充実
この順番で消去していきました。
手数料が高いところはやめる
iDeCoをやるには、毎月のコストがかかります。
月 | 年 | |
国民年金基金連合会手数料 | 105円 | 1260円 |
事務委託先金融機関手数料 | 66円 | 792円 |
運用管理手数料 | 0~数百円 | 0~数百円 |
新規加入時のみ | 2829円 |
青字の金額は、だれしもが共通にかかるiDeCoの費用です。
金融機関選びで重要視されるのは、赤字の運営管理手数料です。
あ
運用管理手数料に差がある理由は?
運営管理機関のサービスや手数料の内容・水準等が、運営管理機関によって違いがあるから
(iDeCo公式サイト参照)
iDeCoは長期投資なので、毎月のコストを低く抑えることが大切ですよね。
じゃあ、運用管理手数料が低いところはどこ?
となると、選ばれるのはネット証券です。
ネット証券は、条件なく運用管理手数料が0円です。
一方、銀行は数百円かかるところが多く、仮に運用管理手数料が0円でも、条件を満たす必要があります。
そのため、まずは運用管理手数料が0円のネット証券に決まり!
商品のラインナップでは決められない
投資初心者の私は、商品の特徴を比較して、何がいい、と判断するのはまだできない・・・
商品知識はないけど、なにやら信託報酬は低いほうがいいみたい。
あ
すでにネット証券を候補にあげているのですが、よく見聞きする証券会社を5つピックアップして商品数を比較してみました。
金融機関 | 商品数 |
楽天証券 | 投資信託:32本 定期預金:1本 |
SBI証券 | 投資信託:34本 定期預金:1本 |
マネックス証券 | 投資信託:26本 定期預金:1本 |
ライン証券 | 投資信託:23本 定期預金:1本 |
松井証券 | 投資信託:31本 定期預金:1本 |
商品数はどこも多い!(ライン証券はちょっと少な目かな?参考までに、みずほ銀行の商品数は28本)
しいてあげればSBI証券が一番多いからいいかも?
しかし考え方によっては、少ない方が今後良い新商品が出てくる可能性があり、余力がある、ともいえるそうです。
え~そんなこと聞いたら、また迷ってしまうよ~
ネット証券は、ライン証券以外は商品数はそんなに変わらないので、商品数だけでは決められない・・・。
やっぱり商品知識がないと難しいのかしら??と悩みます・・・
投資初心者はサービスの充実具合をみてみる
投資初心者は、iDeCoを始めてからもたくさん疑問もあるだろうし、悩むこともあると思います。
だから、フォロー体制がしっかりあると安心!
と考えて、さきほどの5社で、サービス内容を比較してみました。
金融機関 | 投資初心者フォローサービス | 問い合わせ体制 |
楽天証券 | ★個人型確定拠出年金(iDeCo)のスタートガイドをもらえる(制度の基礎や手続きの流れ、商品の選び方、全31本の投資信託と定期預金の特徴などをまとめている) ★無料のオンラインセミナーあり。過去開催されたセミナーも視聴可。 | AIチャットボットで24時間質問できる。 コールセンターは【平日】 10:00~19:00 【土日祝】 9:00~17:00 (年末年始を除く) |
SBI証券 | ★「SBI-iDeCoロボ」で商品選びをサポート ★無料オンラインセミナーあり。 | iDeCo専用サポートデスクあり(平日および土曜日、日曜日(年末年始、祝日を除く)8:00-17:00 ※土曜日、日曜日は新規加入のお問い合わせのみ |
マネックス証券 | 投資初心者の運用をサポートするツールが3つ ①iDeCo専用ロボアドバイザーがポートフォリオ診断 ②マネックス証券マーケット・アナリスト兼インベストメント・アドバイザーが運用商品選びのヒントを解説 ③マネックス証券のiDeCo人気商品ランキングを紹介 | 【平日】 9:00~20:00 【土曜】 9:00~17:00 (祝日を除く) |
ライン証券 | とくになし | LINEのトークルームでAIに24時間質問可 質問フォームで質問し、平日9:00~17:00に回答(※土日祝日除く)回答に2~3営業日ほどかかる 電話でお問い合わせ窓口なし |
松井証券 | 2022年7月~「マーケットラボ」開始(個別銘柄の選定や売買の判断において、投資初心者からベテランの方まで納得いただける情報を、広く・深く集約したツール) | iDeCoサポート受付時間 / 平日 08:30〜17:00 Webから問い合わせも可 |
楽天証券はすでに口座開設をしていて、わからないことに対して問い合わせ経験があります。その時の感想は・・・
AIチャットは、定型的な質問の答えしか用意されていません。ネット検索をある程度すれば出てくる内容です。
本当に困ったときって、人それぞれの環境の違いで様々。その答えはネットで探してもなかなか見つけられないもの。
そういうのを質問したいから、私はAIチャットで解決したことはありません。
オペレーターへの電話は、待ちます。先日は、15分くらい待ったかな。
つながるまでは「あと10分くらいでつながる見込みです」というアナウンスが流れますが、その待ち時間は通話料金がかかります。
今はコロナウイルスの影響で、問い合わせに対するコールセンターの人員配置が減っている、との話もあり、つながりにくいのはどこも一緒なのかもしれません。
その点では、タイムリーに解決できないけどメールでやりとりできるところはいいかも?と思えます。
投資初心者に対するサポートは、ライン証券では見当たらなかったのですが、ほかの証券会社は特徴があってどれも魅力的!
結局大手で多くの人が利用しているところになっちゃう
消去法をしたうえで、結局SBI証券を選びました。
その理由は2つです。
- 大手
- 多くの人が利用している安心感
まあ、間違いはないでしょう。
この先、もっと投資の幅を広げたいときに、ちがう証券会社でやってみようと思います!
40代からiDeCoをやるメリットデメリット
節税効果は年代にかかわらずメリットです。
リスクを低くするために、毎月の貯金額をなるべく確保しながら掛け金を捻出しようと、家計を見直す機会が持てます。
掛金は65歳になるまで拠出可能なので、40代からでも10年以上は運用できます。しかし長期投資のメリットを充分得るには、より長い運用期間があった方がいいです。
(メリット1)節税効果があるけど受け取り時に注意
私は扶養外のパート妻で、国民保険です。
私の場合は、掛け金の上限金額は68000円!
家計に合う金額から始めます。(iDeCoは掛金が5000円から1000円単位で、上限以内までなら自由に設定できる。)
その分節税額は減りますけども・・・。1年に1回ですが拠出金額を変更できるので、ライフスタイルに合わせて変更していく予定です。
ここで注意したいのは、受け取り時!!
一時金の場合
仮に40歳から積み立てた場合、一時金で受け取る場合他の退職所得と合わせて800万円まで非課税
年金の場合
年金として受け取る場合、受け取る年齢によって控除額が異なる
- 受け取る年齢が65歳未満の場合年間60万円までは受取時に非課税
- 受け取る年齢が65歳以上の場合年間110万円までは受取時に非課税
税理士の吉澤大さんのブログ内で、iDeCoの節税効果の落とし穴を詳しく説明してくださっています。
要するに、確定拠出年金の掛金全額所得控除というのは、今の税金の負担を減らす代わりに受け取り時の税金が増えることを意味します。
~略~
確定拠出年金の節税効果の本質は、「受取金が退職金等として取り扱われる」ということです
あなたのファイナンス用心棒 吉澤大ブログ
受け取り方によっては、せっかくの節税効果がなくなっちゃうんだね・・・
(メリット2)家計を見直すきっかけになる
iDeCoは少しづつの金額を長期に積み立てる投資です。そして積み立てたものは60歳まで引き出せません。
うまく運用できれば資金が増えることを期待するものですが、投資なのでリスクもあります。
そのため、預貯金と合わせた貯蓄の一部、という認識で始めました。
すでにある預貯金には手を付けず、毎月の貯金額の1部をiDeCoに充てることにしました。でもここで、よくばりな気持ちが出てきます。
毎月の貯金額はなるべく減らさずにiDeCoの積立金を捻出したい・・・。
そのために、家計の見直しをしました。
(デメリット)40代からだと運用期間が短めになる
iDeCoは65歳まで積み立てることができます。40代から始めると、長ければ15年。
15年も長いと思いますが、20代30代ではじめれば20年以上も積み立てることができます。その分、節税効果や運用益が大きくなります。
また、iDeCoという長期投資のメリットの1つは福利効果です。運用期間が短いと、それを得られる効果も減る、ということです。
あ
このような点で、運用期間が短いことはデメリットになります。
しかし、受け取る時点である程度投資資産が増えているかどうかが肝心。
節税面を含めて、受け取るときにプラスになっていればiDeCoを始めた甲斐がありますよね!
メリットデメリット踏まえて40代がiDeCoをやるなら早め!の理由
金融機関で申し込みをした書類は、金融機関から国民年金基金連合会に送付されて、加入者資格の審査にかけられます。この審査に1〜2カ月程度かかります。
そのため、やろうと思ったら早めに動くことをおすすめします。
ほんと、もっとはやくやっていれば・・・という後悔がついてまわりますが、過去はどうにもなりません。
やろうと思ったときがはじめ時!
【まとめ】40代投資初心者がiDeCoをSBI証券でやると決めるまでの流れ
投資初心者はどうやってiDeCoの金融機関を選んだの?
投資初心者の私は消去法です。
- 手数料
- 商品のラインナップ
- サービスの充実
この順番で消去していきました。
ネット証券は運用管理手数料が0円なので、まずはネット証券で決まりです。
投資初心者は商品のことは良くわからないので、商品のラインナップでは決められません。ネット証券はどこも商品数が多いですし、あとから商品を調べて選ぶこともできます。
ちなみに商品数が1番多いのはSBI証券です。
つぎに、投資初心者向けのサービスの種類や問い合わせ体制を比較してみます。
それでも迷って、
- 大手
- 多くの人が利用している安心感
この流れで、最終的に私はSBI証券に決めました
40代からiDeCoを始めるのは遅いかな?
40代からiDeCoを始めることについては
- 節税効果がある
- 家計を見直すきっかけになる
- 運用期間が短い
- 口座開設まで時間がかかるからやるなら早めに!
こんな感じでメリットデメリットはあるけれど、決して遅くないし、いいこともあるようです。
そのため、iDeCoを始めようと思ったら、はやめにやろう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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