40代から積立ニーサを始めた人はどんなインデックスファンドを買った?
楽天証券の積立ニーサ商品の中から、どうやって決めたの?
40代、納得して積立ニーサを運用したい!
2022年12月に、政府は積立ニーサの非課税枠無期限化を発表し、国をあげて積み立て投資を勧めている感じですね。そんな背景から、積立ニーサをきっかけに初めて投資をする40代の方は多いのではないでしょか。
でも、いざ積立ニーサを始めるために口座を開設したものの、投資信託商品はものすごくたくさんあるし、投資信託商品の名前は何やら聞きなれないものだし、何を選べばいのか悩みますよね!
私は2022年10月から投資(iDeCoと積立ニーサ)をスタートさせた投資初心者です。その後、投資の勉強をしながら順々に株式投資や個別で投資信託も始めています。
この記事では、楽天証券で積立ニーサを始めた超投資初心者の40代パート主婦(扶養外、国民年金加入)のポートフォリオ紹介と、商品を比較して考えたことを、図を作りながらまとめています。
私自身、積立ニーサを始めるときに「みんなどんなもの買ってるのかな~?」とすごくたくさん検索したので、私のポートフォリオ例を「ふーんこんな人もいるのね~」程度に見ていただければと思います。
【40代から楽天証券で積立ニーサ】ポートフォリオってどんなのがいいんだろう?
積立ニーサを申し込んだはいいけど、肝心の投資信託商品の組み合わせって、どうしたらいいんだろう?と悩みますよね。
ここでは、よく紹介されているような40代のポートフォリオ例と、実際の私のポートフォリオを紹介します。
40代におすすめといわれるポートフォリオ例
40代は、子供の教育資金や住宅ローンの負担など、家族にかかわる支出が多い年代である一方で、若い時より所得が増えていることが多く、その資金を老後に向けて守る意識も必要といわれます。
そのため、株式やREITなどの積極投資をしながらも、安定運用が可能な債権の割合を増やすことをおすすめする情報が、多い印象です。
40代おすすめポートフォリオ例を全く無視して候補にあげた楽天証券の積立ニーサ4商品
しかし、私は上記のような40代おすすすめポートフォリオ例を全く無視して、楽天証券で候補に挙げた商品は4つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
なぜ無視したかというと、先に始めたiDeCoのポートフォリオ選びの時に、長い期間積み立て投資をする積立ニーサも全世界株にしようと決めていたからです。
40代の私が買ったインデックス・ファンドは2つ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、「ほったらかし投資術」の中で、著者の山崎さんと水瀬ケンイチさんが強くオススメしていた商品です。
この本の中で、「eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)1本で、平均的なリターンが得られやすく、リバランスの必要がなくてほったらかし投資が可能」と説明されており、投資初心者の私は「そうかそうかそれならそうしよう」と思いました。
でも、iDeCoも全世界株1本(SBI・全世界株式インデックス・ファンド)のポートフォリオなので、似たような感じもつまらないなあなんて思ってしまい・・・。
検討した結果、楽天・全米株式インデックス・ファンドも追加しました。
楽天証券で積立ニーサ候補にあげた4商品をいろいろな角度から比較
ここでは、先述したポートフォリオになるまでに商品を比較して考えたことをまとめています。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
【 よい投資信託の選び方 】
- どんな資産に投資するのか
- 手数料や信託報酬
- 純資産総額
- トータルリターンで過去の運用実績を参考に
- シャープレシオ
三菱UFJ銀行HP 参照
数字で比較
*ここに記されているデータは、2022年8月30日のものです。
信託報酬は、4商品とも0.1%台と、グラフにすら反映できないくらいどれも超低コストです。
米国株のみに投資しているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・全米株式インデックス・ファンドは、シャープレシオが高くなんだか強い感じですねえ。
あ
ベンチマークで比較
それぞれのベンチマークと、ベンチマークの特色を簡単に図にまとめました。
↓↓↓
組み入れ銘柄上位10で比較
まず、投資先の株の違いを色分けして図にまとめています。
↓↓↓
次に、組み入れ銘柄の違いです。ぱっと見た時にわかりやすいよう、主な銘柄ごとに色分けしています。
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米国株へ投資している商品の、銘柄上位10個はほぼ同じですね。それぞれの銘柄の割合を図にしてみます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国の代表銘柄500銘柄に投資しているので、上位10位の割合が多いですね!
【比較して考えたこと】iDeCoと同じでいいのか?リスクはどうするか?
私はiDeCoでも全世界株を運用しています。積立ニーサでも全世界株の運用を決めていますが、候補の全世界株2商品のどちらにするか、iDeCoと少し変えた運用をしてみたい思いをどう反映させるかを考えました。
iDeCoで運用しているものとかぶらないものを選んだ
私はiDeCoでは3つのETFを組み入れたSBI・全世界株式インデックス・ファンドを運用しています。
楽天・全世界株式インデックスファンドが組み入れているETFとは種類が違います。
投資先の銘柄は、楽天・全世界株式インデックスファンドのほうがより米国株が多い様子です。
各ETFの割合はこんな感じです。
↓↓↓
同じETFを組み入れている商品でも、SBI・全世界株式インデックス・ファンドのほうがより分散投資されているのかなあという感じがします。
でもまあ、iDeCoと同じETFを組み入れている銘柄にしなくてもいいかも・・・という思いで(ここまでETF比べてきたのに!!)、積立ニーサで運用する全世界株はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に決定です。
iDeCoと同じじゃつまらないと思って少し積極的気味な運用を考えた
ここ数年、米国株の投資信託が好調の様子。
リターン高いの、ちょっといいなぁ・・・。この気持ち、みんな持ちませんか?
でもでも欲張っちゃいけないし、長期投資だし・・・・と葛藤です。
じゃあeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・全米株式インデックス・ファンド、どっちにする?
となったとき、運用を決めているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は小型株を含まないんですよね。
↓↓↓
小型株まで網羅している楽天・全米株式インデックス・ファンドにした方が、ある意味分散投資になるのかな?と思いました。
あとはもう1つ。
厚切りジェイソンさんがコツコツ積立投資をしているのがVTIで、そのVTIとほぼ同じ銘柄に投資しているのと同じものが楽天・全米株式インデックス・ファンドなんですよね。
厚切りジェイソンさんの情報に対して根拠を説明できないけど、なんか同じものに投資するのってめちゃくちゃ心強いじゃないですか!(笑)
そんな気持ちも後押しして、もう1つは楽天・全米株式インデックス・ファンドに決めました。
リスクに対する考えを自問してみる
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の米国への投資比率は61.4%です(2022年8月30日時点)。
それと一緒に楽天・全米株式インデックス・ファンドを運用するということは、米国株の比重が高くなりますよねえ。
そこまで米国を信頼していいのか?と自問しました。
難しいことはわからないけど、もし今後米国が不景気に陥ったとしても、もともとの経済基盤がしっかりしているし、復活しようと米国はがんばるでしょ?
という、浅~い薄っぺら~い結論に至りました(-_-;)
【まとめ】楽天証券で積立ニーサをする40代が買ったインデックスファンドは2つ
40代から積立ニーサを始めた人はどんなインデックスファンドを買った?
私が買ったインデックスファンドは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と楽天・全米株式インデックス・ファンドの2つです。
米国株の比率が高めのポートフォリオです。やや積極的な方でしょうか・・・。
楽天証券の積立ニーサ商品の中から、どうやって決めたの?
「ほったらかし投資術」を読んで、長期投資は全世界株を運用することは決めていました。
iDeCoではすでにSBI・全世界株式インデックス・ファンド1本だけ運用しています。
同じ感じもつまらないので、米国寄り、かつ、大型株から小型株まで分散できるように、楽天・全米株式インデックス・ファンドを追加しました。
モーニングスターの社長朝倉智也さんは、投信EXPO2022で、「投資は納得が大事」と言っていました。
納得して運用できたら、すこし楽しくなりそうですよね。
このサイトでは、投資についてこつこつ勉強したことや、お金にまつわる学んだことを、図を作りながら楽しく情報発信しています。ぜひほかの記事もごらんいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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